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2020年4月12日日曜日

単身赴任することになったので、激安でPCデスクを自作してみた。

皆さんこんにちは。


PCデスク自作の背景

なんとこの私、単身赴任することになりました・・・。
早速、一人暮らしの開始です。


現状の家は維持しつつ、でもある程度の家具は必要になってくるのです。
なるべく最小限の投資にしたいのですが、PCデスクは妥協したくない(笑)

そのため、自作することにしました(爆)
※現状、家で使っているデスクはこちらからご確認ください。


安いものはこんな感じです。奥行きが足りない・・・(下記は60cm)。



PCデスクの要件

過去の製作結果から、下記がわかっています。

高さ70cm
奥行70cm以上
適宜※

※キーボード・マウスを置く場所と、24インチのディスプレイが2~3台置ければOK。


家にあるものをそのまま導入しないの?

IKEAの机をPCデスクとして導入したときは天板と足を買って組み上げましたが、今回は田舎なのでそんなものはありません。
通販もありですが、またなんだかんだで結構な値段がします。

⇒自作することにしました。

自作デスクの事例検索

まずはアイディアを・・・。

PCデスクを自作しよう!簡単DIY方法&おしゃれな手作りアイデアをご紹介! | 暮らし~の[クラシーノ]

スマートフォンは便利な生活を送るうえで、なくてはならないものです。スマートフォンだけでなく、タブレットも利用している人は多いでしょう。さまざまなことがスマートフォンやタブレットでおこなえるため、パソコンを使う機会が減ってきています。いろいろな仕事をこなすことも可能です。でもパソコンでないとできない、またはスムーズに作業を進められないことは、まだまだたくさんあります。特に仕事はパソコンが必要で...

色々ありますね。。。
基本的にやっていることは、下記の通り。


  1. 天板を切り出して塗装する、あるいは業者に切り出してもらう。

  2. →塗装は面倒なので天板も切り出してくれる業者に依頼しようと思いましたが、どこも8000円~とちょっと高価・・・。

  3. ・足は既成のものを買ってきて木ネジ留めする、カラーボックスなどで代用する、木で自作する。

  4. →既製品は鉄で出てきていて高価、カラーボックスなどでは高さ調整が難しい・・・。

⇒結局、天板・足共に自分ですべて作ることにしました。

設計図的な何か

こんな感じにしました。



余談ですが、支柱をつなぐ2×4材(図中青色)を反対側にも増やせばよかったと後悔しています。


私が選んだ材料

・構造用合板 (ネダノン) 1820×910 mm (28mm厚)
 主に床で使用するものです。これを、1600×750mmに切り出しました。
 表面は凸凹していますが、書き物をする机ではないと割り切り、これにしました。
 ※そもそも書類を書くときはノートなどの上から書けば問題にはならないので・・・。

 24mmもありましたが、反り防止のため28mmとしました。

・2×4 材
 1800mmの柱を適当なものに切り出して使うことにしました。



項目単価数量小計
ネダノン(1820×910mm 28mm厚)¥3,0001¥3,000
2×4材¥4004¥1,600
カットサービス (いろいろまとめ)¥3001¥300
コーススレッド¥7001¥700
合計¥5,600

★とても安価でした。人件費を除けば・・・。








材料・加工写真集

材料はこんな感じですね・・・。
組み立てはホームセンターの工房で行ったのですが、無料工具にインパクトドライバーが無く、コーススレッドの打ち込みが非常に大変でした。

28mmです。

もっと安いときもある。



今回はホームセンターの工房で、カット済み2×4材の組み立てを実施。


完成写真

こちらの様になりました。

全体はこんな感じ。
自作あるあるの不良・・・。

実は足がぐらつく・・・。



感想

結構大変でしたが安価に作ることができました。
グラつきは気になりますが、デスクトップパソコンとディスプレイを載せているとあまり気になりませんでした。

2019年10月30日水曜日

Dynabook R83/Mで、Windows 10 BitLocker暗号化済みSSD (NVMe) 換装を実施してみた

最近、この手の依頼が舞い込んできます。。。

今回は、以前紹介した「Panasonic Let's note CF-SZ6のWindows 10 BitLocker暗号化済みSSD(M.2 SATA)を換装してみる」で紹介したSSD換装作業を、Dynabook R83/Mで実施してみましたので、報告します。
結果的にDynabook R83/Mでも成功しました。
BitLockerで暗号化されたNVMe SSDでも、データの移行ができました。

背景と目的

セキュリティの都合上、SSDがBitLockerにて暗号化されているPCがある。
しかし、SSD容量が小さく、使い勝手が悪い。

→BitLocker済みWin10PCを、現状の設定を維持しながら、PCのSSD容量を増加させる。

⇒その方法はSSDクローン

前回との違い

ここが重要です。
換装対象のPCは Dynabook R83/M ですが、なんとこのPC、インタフェースがNVMeなんです。

そこで今回は、前回と同じような方法で試してみます。
前回のお話はこちらからどうぞ。



これから説明する方法は自己責任でお願いいたします。



原理・方法

前回(M.2 SATAのSSD)はHDD/SSDのクローン(完全コピー)を行うことで成功しています。
どうやら、Windows10のBitLockerは、ハードウェア固有の製造番号・型番などは使用していないようで、データ配列が同じであれば、正しく起動するようです。


準備物

USB-NVMe 変換器

私は、玄人志向のものにしました。熱くなるので、冷却性能がいいものがいいと思います(後述)

SSD 2TB

SSDはIntel製の2TBのものを選択しました。人によって推しメーカーが異なったり、細かなスペックが気になると思いますので、適宜ご確認ください。今回の選定理由は予算と納期の都合ですが、もしかしたら2TBの壁などにぶち当たるかもしれないということも考慮したほうがいいかもしれません。 ※GPTでUEFIなので、問題はないはずですが。

熱伝導シート

今回は、玄人志向の変換器に付属するものを使用しました。本当は使用するつもりはなかったのですが、SSDを実装したときにチップ面が剥き出しになっていることや熱が気になることから、取り付けました。
別途購入が必要なるのであれば、熱伝導率がいいもので、あまり厚くないなものを推奨します。

注意

NVMeタイプのSSDは、かなり発熱します。そのためヒートシンクを熱伝導シートを介してチップ表面に実装します。
今回の場合、ヒートシンクがない状態では、クローン時にエラーで止まってしまっていました。強制空冷するか、仮にヒートシンクなどをつけて対策してください。


クローン手順

  • クローンソフトにて、ブート用USBメモリ(ブータブルディスク)を準備する。
  • 外付けSSD変換器を準備する
  • USBメモリ・SSD接続とブートオーダー(起動順序)の変更
  • クローン作業
  • SSD換装 (分解 → SSD準備(SSDに熱伝導シート貼り付け) → 換装 → 組み立て)t

の流れです。

ブート用USBメモリの準備

今回は、前回準備したものを使いました。前回はSATA SSDで、今回はNVMeでしたが、普通に使用できました。(ドライバなどがなくて起動しないと思ってた・・・)


私は適当に転がっていた4GBのものを使用しましたが、USBメモリは何でもいいと思います。






外付けSSDの準備

USB-SSD変換器に、新SSDを取り付けます。
今回はこちらを使用。

取付手順は説明書のとおりにすればOKです。

こちらが組み付け後のSSD


USBメモリ・SSD接続とブートオーダー(起動順序)の変更

USBメモリとUSB-NVMe変換器+新SSDを、PCのUSBポートに挿し、BIOS画面を開きます。
今回、私は写真のように接続しました。

NVMeのディスクを起動用ディスクにしているマシンでは、初回起動時は必ずWindows10が立ち上がってしまいましたが、ログイン画面から再起動をして、F2 (Dynabook R83/M の場合 )を連打し続けることで、BIOS画面に入ることができました。

起動直後の画面

この画面から起動順序を変更し、USBメモリからの起動にします。
Advanced → Change  Boot Order と選択していくとブートするデバイスが現れるので、
USB Memoryを選択してMove Upをクリックします。



設定ができたら、設定を保存します。
その後再起動がかかるので、ブートできることを確認します。

できたら、そのまま進めます。

クローン作業


前回と同じです。

Panasonic Let's note CF-SZ6のWindows 10 BitLocker暗号化済みSSD(M.2 SATA)を換装してみる

早いもので、もう3月も半分が過ぎました。。。 そんな折に、某氏からLet's noteのSSD容量を増やしたいとの依頼が来てしまいました。 256GB→1TBにする作業はなんとか成功させましたが、そのPCがちょっと特殊だったので、備忘録的に手順を書いておきます。

エラーについて
前回同様、下記のようなエラーが発生することがあります。
エラー発生・・・


エラーの原因は過熱によるものらしく、SSDにヒートシンクを取り付けるなどの対策をしたのち、もう一度同じ手順を繰り返します。

付属の熱伝導シートとヒートシンクを付けて凌ぐ

SSD換装作業

ここが一番難しいところです。

やることとしては、
 分解 → SSD準備(SSDに熱伝導シート貼り付け) → 換装 → 組み立て
となります。

今回はSSDのチップ面がノートPCの筐体側を向いていて、なおかつ通気口が近いことからSSD熱伝導シートを貼り付けて、なおかつ熱伝導シートと筐体を接触させることで、ほこり・ゴミ混入によるショートを避け、また放熱効率を高めるようにしました。
※放熱効率を高める理由は、NVMeのSSDは温度が上がってくると自動的に速度を落として温度を下げようとするため。

帯電防止服や制電手袋の着用を推奨します。


以下、手順と写真です。

背面ネジをすべて外し、底板を外します。

底板は隙間に何かを入れて分離

底板。たしか某社のマグネシウム合金だったような・・・。



マザーボード側のコネクタ、無線LANカードを外します。DCジャック部分も外します。

マザーボード側、コネクタを外す。
無線LANカードも外す。

DCジャック部分も外す。


マザーボードを浮かせます。ちょうど無線LANカード裏付近に、SSDがあります。

マザーボードを浮かせると現れるSSD

SSDはネジで留まっているので、ドライバが入る程度までマザーボードを浮かせて、ネジを外します。
その後、新しいSSDに交換してネジで留めます。

SSDを比較してみました。


今回は、新しいSSD(左)に熱伝導シートを貼りました。

その後は逆手順でPCを組み立てます。

換装後の作業

換装後のBIOS設定

換装後、電源ボタンを押しF2を連打して、BIOSに入ります。
換装前に行った手順で、SSDが認識されていることを確認し、起動順序をもとの状態に変更します。


起動後のディスク容量拡張

クローンを実施しているため、パーティション構成がそのままコピーされています。
そのため、Windowsが入っているパーティション(C:ドライブ)を、クローン作業時に作った空き領域をつかって拡張します。

下記に従って、容量を拡張します。

Windows10 - ボリューム(パーティション)を拡張する方法 - PC設定のカルマ

Windows10 のボリューム(パーティション)を拡張する方法を紹介します。 新しくハードディスクを購入・接続した......あるいは未割り当ての領域を利用して、パーティションを拡張(サイズを大きく)する方法をみていきます。 それでは実際にボリュームを拡張してみましょう。 左メニューの「ディスクの管理」をクリックします。 右クリックすると ...

感想


毎度思いますが、正常に動作しているノートPCを分解する行為はつらい感じがします。
ただ、依頼者が喜んでいる姿を見るのは良いものだ。

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