2017年5月19日金曜日

今更ながら サーバ PRIMERGY TX100 S3 のCPUを交換してみた。ついでにメモリ増設も。 ~入手・交換編~


CPU交換の背景

 サーバと言っても、TV録画とネット用にしか使ってないわけですが、CyberfoxというFirefoxの互換ブラウザで大量のタブを開いていると、どうにも遅くなるわけです。まあタブを消せばいいのですが・・・。
しかし、最近(改心して)タブを消してもどうも動作が重い。さすがに初期装備のPentium G640 (2C2T)では・・・と思い至って、CPU交換をしようと思った次第です。
(最近のブラウザやWebページがマルチコア向けに最適化されているのかもしれないとも・・・)


対応CPU

TX100 S3に関する情報は下記Wikiからどうぞ。改造情報なども豊富です。
富士通 PRIMERGY TX100 S3 





選定CPUと理由

今回は、動作が重いことや、元のCPUがG640であることから、
  • あまりワット数が大きくないもの
  • スレッド数が今よりも増えるもの
  • 価格は10000円台
 このことを考慮すると、

  • Xeon E3-1240 (4C/8T, 3.3GHz, 8MB, 80W) 
  • Xeon E3-1230 (4C/8T, 3.2GHz, 8MB, 80W)
 あたりになりそうでした。


CPU入手方法

ヤフオクにて、E3-12XXで検索し、安いものを探しました。ただし、Xeonはv*シリーズがあって、TX100 S3は無印のもの(vなしのもの)以外動作しないようです(Wikiにはv2で動かないとの報告ありS3pなら・・・)。


検索の結果、中古CPU価格よりもジャンク品のスリムサーバ PRIMERGY TX120 S3 (BIOS起動確認済み) のほうが安かったので、サーバを買うことにしました。CPUはE3-1240でした。
サーバはWindow Server 2008R2のプロダクトキーがついたり、光学ドライブがいまいちだったりと、ジャンクな感じでした。

CPU交換前の作業

一応動作は確認されていますが、BIOSのアップデートをしておきました。
BIOSはこちらからどうぞ。
FUJITSU Server PRIMERGY BIOS / ファームウェア : 富士通

Windows版のものをダウンロードし、実行してPCを再起動すると更新されますが、Server Viewというソフトを予めインストールしておく必要があるようです。

CPU交換作業とメモリ追加

以下、交換作業写真です。といってもファンの線を抜いて、ネジ4箇所を外すだけですが。。。
グリス除去は、例の方法を使いました。


ファンを外した状態の写真




使用したグリス



ついでにメモリも追加しました。金をケチったメモリが高かったせいで、2GB×4 → 2GB×2 + 4GB×2とすることにしました。 同じ色のスロットに同じ容量のメモリを指すことで、うまくデュアルチャネルするようです。
*2GBと4GBをペアにすると、4GBメモリの2GB分しかデュアルチャネルにならないようです。
*ECC品は流通量が少ないせいか、やっぱり高いです。


起動確認

何の事はない、正常起動を確認しました。
ただし、初回はCPUが変わったとの表示が英語で出ました。

ベンチマークは次回紹介します。

その他

余ったCPUとジャンクサーバ、その他ストレージとして余っていた2.5インチのSATA HDDをつけて、PCサーバもどきを1台組みました。
HDDのIFはSASなのですが、SATAの上位互換なので、HDDは認識しました。





2017年5月7日日曜日

Realfoce(高級キーボード)のメンテナンス

 巷で有名なRealforceのメンテナンスをしました。会社で2年ぐらい使用してメンテナンスしていなかったものです。

Realforceとは?

東プレが発売しているキーボードで、打鍵感よく疲れにくいことや、耐久性が高いキーボードと言われています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/Realforce  より
東プレは元々、金融機関などのデータ入力などの業務利用に使われるキーボードを国内のシステムメーカー18社24工場にOEM供給しており、特に銀行の窓口業務用のキーボードでは、約70%のシェアを確保、国内計算センターのほぼ100%で使用されている[1]。後述する静電容量無接点方式を採用したこれらの業務用キーボードは、高い信頼性と操作性を備えており、その特徴をそのままにコンシューマ向けモデルとしてRealforceが市販された。

 コンピュータのキーボードとしては高い部類で、最安でも\17,000円くらいします。
 このキーボードは分解することができ、メンテナンスが可能です。



テンキーがいらない方はこちらから。

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分解方法

私はこちらを参考に、分解をしました。

2015.01.11 【閲覧注意】東プレ リアルフォース 分解清掃 (Ctrl+Z アンドゥ 様)

キーボードの掃除のやり方まとめ…分解は結構簡単 (ガジェ論 様)
https://gadgeron.com/way-of-keyboard-cleaning

気になったサビと対策

キーボードを分解していると、中に入っている鉄板に若干サビが浮いていました。検索すると、他の人も同じような傾向にあるようで、対策として鉄板を塗装している人もいます。

【キーボード】6年前のRealForceを復活させることはできる!?その2(創造的プログラミングと粘土細工 様)
http://pro.art55.jp/?eid=1304217

 サビの箇所を見てみると、鉄板にキーが当たっている箇所がサビがちでした。私は鉄板に、シリコンスプレー液体を染み込ませた綿棒にて、スプレー液体(オイル?)を塗り込みました。

AZ製のシリコンスプレー。他社に比べて安い。
スプレー液体を染み込ませた綿棒で、鉄板に塗り込む。

 この方法は弱点があって、ホコリが付きやすくなりそうです。定期メンテをするという誓いによって、克服しようと思います(笑)。


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