2017年6月10日土曜日

今更ながら サーバ PRIMERGY TX100 S3 のCPUを交換してみた。ついでにメモリ増設も。 ~ベンチマーク編~

背景

前回、PRIMERGY TX100 S3のCPUをPentium G640 → Xeon E3-1240に交換したので、ベンチマークを行いました。

結論:速くなった。いや、Cyberfoxのタブをたくさん開いても遅くならなくなったというべきか。そんなにCPU温度も上がってないし・・・。


ベンチマークソフト

CrystalMark 2004R7 [0.9.200.452]を使用しました。
CPU温度の測定は、OpenHardwareMonitorを使用しました。ベンチマーク後に起動することで、CPU温度を測定しました。


結果 ~初期状態~

この値が基準になります。CPU温度のデータは撮り忘れ(^^;)

 



結果 ~メモリのみ増設~



初期状態と比較して、
メモリのスコア(MEM)はほぼ変化なし。しかし、HDDのスコアが増えている。。。
CPU温度は、初期状態と変わっていないと思う・・・。



結果 ~CPU交換のみ~


初期状態と比較して、
CPUのスコアが飛躍的に上昇(約3倍)。
メモリのスコアもかなり上昇(約1.5倍)
HDDのについては、初期状態と比較してほとんど変わらず。メモリ増設がHDDのスコアに聞いている様子。
GDIのスコアがわずかながら上昇しているのは誤差のはず(笑)。

CPU温度は、Pentium G640のときよりも温度が低くなっている。これはグリスを塗り直した影響だと思われますが、誤差の範囲な気もします。

結果 ~CPU交換+メモリ~ (最終形)



初期状態と比較して、
CPUのスコアが飛躍的に上昇(約3倍)。
メモリのスコアもかなり上昇(約1.5倍)、しかし8GBのときと比較してスコアダウン。
HDDのについては、初期状態と比較してほとんど変わらず。Xeonの場合、メモリ増設がHDDのスコアに効いていない様子。
⇒G640+メモリ12GBのスコアは何らかの誤差と思われます。

CPU温度は、最高値を記録。ただし、Xeon+メモリ8GBのときよりも10℃ほど異なる。


ベンチまとめ






初期状態メモリ12GBCPU交換最終形態
CrystalMark131660135377268549262490
ALU26213262148902288582
FPU16292162517181470662
MEM31861317824867142280
HDD35625390673553037446
GDI11269113441273412750
D2D2245222722582250
OGL8155849285208520
温度565463


  • 初期状態に比べて、どの構成にしてもスコアは上昇。
  • スコアはメモリは8GB(2GB×4) のときがもっとも良い結果となった。
  • CPU温度については、測定方法に問題がありそう。CPUファンの回転数が固定ではないから冷えたとか、ベンチマークソフトの起動タイミングが遅すぎたなど、いろいろ要因はありそう。
  • Cyberfoxのタブを大量に開く都合上、最終形態で運用しようかと思います。

その他


AcrobatでOCRする速度が異常に速くなったような・・・。
マルチスレッドに対応しているからでしょうか。。。

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