相変わらず諸般の事情で、Windows 10 ProでのBitLocker対応が必要になりました。。。
BitLockerとは?なんで使うの?
Wikiをどうぞ(笑)。語弊だらけで言えば、Microsoft謹製のSafebootです(爆) 。https://ja.wikipedia.org/wiki/BitLocker
某所では、Windows7以前では、HDD暗号化ツールを別途購入して使用していましたが、BitLockerに置き換えをしていました。
大丈夫かMcfee・・・
BitLockerの要件でネックになりそうなTPM
BitLockerでは、TPM(Trusted Platform Module)というチップが必要となります。
BitLocker の概要
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh831713(v=ws.11).aspx
CF-B10は、TPM v1.2に準拠したモジュールがついているので、できるはずですが、調べても誰もやっていないようでした。
まぁ普通はやらないよね。PC自体古いし。
ノートパソコン CF-B10AWADR 詳細(スペック)
http://panasonic.jp/pc/p-db/CF-B10AWADR_spec.html
っということでやってみました。
BitLockerの有効化手順
BIOSにてTPMを有効にして・・・と思いきや、Windows側からBitLockerの有効化をするだけで、できてしまうようです。
http://www.fir.riec.tohoku.ac.jp/document/drive/bitlockerwin10/
https://solutions.vaio.com/417
TPMがBIOSで有効になっていないため、有効にするため、一度再起動します。 WindowsがTPMを有効にしてくれます。やりおる。
有効化をして、PCを再起動すると、BIOSのような画面で、TPM有効化の許可がでるので、はい(Y)を選択して、有効化します。
(写真撮り忘れた・黒い画面に白い文字でした)
その後、ダイアログが現れます。
セキュリティを重視するなら、ドライブ全部を暗号化します。
(男は黙って、ドライブ全体!っというわけでもないです)
有効化後の処理
特にありませんが、暗号化処理で、ディスクアクセス能力が一時的に持っていかれるので、ご注意ください。夜にやるのがいいかも。
大体70MB/sで処理ができているので、220GB程度に認識されているSSDなら、約1時間程度で処理が終わるようです。
(220000(MB) / 70(MB/s) = 3142s ≒ 1hour)
SSD vs SSD with BitLocker ベンチマーク
一般的には、BitLockerなどのディスク暗号化をすると、パフォーマンスは低下します。
数%程度低下するとかしないとか。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1703/06/news029.html
https://qiita.com/jj1bdx/items/b991141e93b2b07f3188
※ CPU命令でAES暗号化処理が早いとあります。CF-B10のCPUであるCore i5-2520Mは インテル AES New Instructionsに対応してたりします。
https://ark.intel.com/ja/products/52229/Intel-Core-i5-2520M-Processor-3M-Cache-up-to-3_20-GHz
で、ベンチマークした結果が以下になります。
TPMなしの激安SSD | TPMありの激安SSD |
・・・許容ですかね。
体感速度とか、操作感なんかは全く変わらなかったです。