2015年8月14日金曜日

ThinkPad X201i 導入 3 ~SSD化とOSのインストール~

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導入 1

 前回の記事では、主にハードのカスタマイズ(といってもメモリの増設くらい)について書きました。今回はSSD交換とOSインストールについて書きます。といっても、ThinkPadシリーズは分解マニュアルが公開されているくらいなので、大したことはやってませんが…。

SSD交換

Kingstoneの安かったSSDに交換します。




※価格.comで120GB~で最安のSSDにしました。


パッケージの表(左)と裏(右)

内容物の表(左)と裏(右)、スペーサー用のプラ板付

分解・組立

 X201iの電源を切り、裏返して分解します。
 バッテリーを上にして左上側にHDDを外すためのねじがあるので、これを緩めてカバーを外します。すると、HDDを引き抜くためのテープが見えるので、テープを気づつけないように引き出し、テープを引っ張ってHDDを抜き出します。

裏側右上にネジあり(左)、カバーを外してテープを引き出す(右)。

 抜き出したHDD(バンパー付)の裏側(左)、HDDの表側(右)。


 もともと実装されていたHDDはSeagate製のMomentum 5400.6 250GBのようでした。
 バンパーを外して、金属のトレーに固定されているHDDのネジを外します。HDDの代わりにSSDを載せて同じように載せますが、高さが足りないので付属の板をSSD表側に両面テープで貼り付けます(両面テープは板に付属)。HDDは9.5mm、SSDは7mmです。

トレーのネジ(左)とトレーにSSD(+板)を取り付けしたもの(右)

 その後、逆手順でSSDをX201iに戻します。

PC起動確認・BIOS設定確認

 SSDを取り付けてからACアダプタを挿し、電源ボタンを押して起動を確認します。
 起動直後、F1キー→HDD diagnostic program→Main hard disk drive で選ぶと診断プログラムが起動して診断が始まります。診断が始まったら認識していると判断しました。時間がかかるので診断自体は中断しました。
 またSATAコントローラの設定がAHCIになっていることを確認しました。

HDD diagnostic program(左)とSATAコントローラの設定確認(右)

OSのインストール

 OSはWindows 7 64bitにします。

光学ドライブ外付け

 X201iには光学ドライブがついていないので、手持ちのバッファローUSB外付けドライブを使用しました。
 インストールは無事に終了するかと思いましたが、エラー発生。
  エラーコードは0x80070017

 どうやらディスクからデータを読み出せないらしい。ディスク自体は直近にISOイメージを焼き、ベリファイも成功しているので、ディスクは大丈夫っぽい。
 光学ドライブを変更するにも、手持ちがいまのものしかない。

 参考:http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-windows_install/os%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88/737d00e0-d720-4a18-b6be-5792befa97ae?auth=1

 前にも同じようなエラーが出てWindowsのインストールができず、メモリを最小構成にして成功したことがあったため、同じようにメモリをとっかえひっかえしてみるも動かない・・・。

 エラーコードで深く調べてみると、USBメモリにISOイメージを移すことでインストールし成功したという事例を発見。

 参考:DVDからWindowsをインストールするエラーコード0 80070017x7 - [解決] - STEALTH SETTINGS

 USBメモリにISOイメージを移すツールは以下を参考にしました。

 参考:Windows USB/DVD Download Tool - Microsoft Store

 さっそく、4GBのUSBフラッシュメモリを用意し、ツールをダウンロード/インストールしてWindows7のインストールUSBフラッシュメモリを準備しました。

 BIOSで起動順序を変更し、USB-HDDから起動するようにしてインストールをすると、何事もなかったかのようにインストールが進み完了。

 次回はOSの設定などについて書きます。


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